この記事はこんな人におすすめ
- カービングを始めたい、又は初心者だけど、どのナイフを選んだらいいかわからない
- カービングナイフの種類が知りたい
こんにちは!KURURI CARVING講師の智美です。
「フルーツカービングでスイカを彫ってみたい!」
「ソープカービングで香りのプレゼントを作ってみたい!」
と思っても、どのようなナイフを買ったらいいのか迷いますよね。
ショッピングサイトでカービングナイフを調べても、値段も種類もバラバラ・・・
今回は、カービングナイフの購入で迷っている方に向けて、「カービングナイフの種類」と「オススメのカービングナイフ」をご紹介します!
あなたにオススメのカービングナイフ
はじめてカービングを始める方向けに、オススメのカービングナイフが分かるチャートを作りました!
ナイフを選ぶ際に参考にしていただけたらと思います!
私はフルーツとソープ両方やりたいけど、はじめはお金をかけたくないので、「初心者向けナイフ」と「古典ナイフ」を1本ずつ買うことにします!
フルーツカービングは「初心者向けナイフ」で、ソープカービングは「古典ナイフ」でレッスンしていきましょう!
フルーツでも細かいデザインをやりたくなったら、フルーツ用に「古典ナイフ」を追加するといいですよ!
大きく分けて2種類!「初心者向けナイフ」と「古典ナイフ」
一般的に使われるカービングナイフは大きく分けて2種類。
どちらもタイから輸入されているので、日本で購入する場合はお店によって値段はバラバラです。
2023年現在、1000円前後で手に入る「初心者向けナイフ」と呼ばれているものと、5000円前後で手に入る「古典ナイフ」があります。
さびにくい「初心者向けカービングナイフ」
「初心者向けナイフ」はさびにくく丈夫です。
野菜にも石けんにも使えますが、やや厚みがあるので細かいデザインには向きません。
1000円前後と値段が安いので、体験レッスンで買われる方が多いナイフです。
細かいデザインを作る段階になったら「古典ナイフ」がオススメですが、
野菜全体の形を整えたり石けんを半分にカットする際にも使えるので、一本持っていて損はないナイフです。
本格的にカービングをはじめるなら「古典ナイフ」
ナイフに少し慣れてきて細かいデザインが彫りたくなったら古典ナイフを使いましょう。
持って違和感がなければ、最初から古典ナイフでもOKです!
私はフルーツ・ソープのほとんどのデザインを、この古典ナイフ一本で作っています。
持ち手の柄は様々な模様がありますので、お好みの色やデザインを選びましょう!
フルーツカービングに使う場合は、長く使っていると切れ味が悪くなってきます。
切れ味が悪くなったら、紙やすりで研いで使用します。
カービングナイフはどこで買えばいいの?
「初心者向けナイフ」「古典ナイフ」、どちらもタイ製でホームセンター等には置いていません。
日本で買う場合は、通っているお教室か、ショッピングサイトで購入します。
ショッピングサイトで購入する場合は、商品説明で刃の長さ、太さを確認してください。
カービング教室に通ってるなら、お教室で先生のオススメのナイフを買うのが間違いないよ!
当教室の体験レッスンでは、初心者向けナイフ、古典ナイフを実際にお試しいただいています!
フルーツカービングとソープカービング、同じナイフを使ってもいいの?
古典ナイフは切れ味が鋭いナイフですが、フルーツカービングに使うと徐々にさびていきます。
そしてナイフがさびてしまうと、ソープカービングで使う際に「切れ味が悪いな・・・」とストレスを感じることになると思います。
そのため、フルーツカービングとソープカービングのナイフは、別のナイフを使うことをオススメします!
初心者向けナイフは切れ味はイマイチだけど、さびにくいものが多いよ!
当教室オススメのカービングナイフ!
初心者向けナイフは「KOMKOM」
初心者向けナイフは、上の写真にもある、「KOMKOM」というナイフを使っています。
切れ味は古典ナイフ程よくはありませんが、さびにくく丈夫なので、ソープカービングで石鹸の形を整える際にも使います。
こちらの本を制作する際には、全作品「KOMKOM」ナイフで作りました!
古典ナイフは、長さ4.5~5センチ、根元の太さ1センチ
古典ナイフにも様々な刃の長さのもの、太さが違うものがありますが、
当教室では、刃の長さ4.5~5センチ、刃の根元の太さ1センチ程のナイフを生徒さんにもオススメしています。
カービングナイフは一つ一つ職人の方の手作りで、切れ味にも差があります。
当教室では、実際に講師が使っているナイフを販売しています!
カービングナイフの選び方まとめ
今回は、「初心者向けナイフと古典ナイフの違い」「初心者の方にオススメのナイフ」について紹介させていただきました。
私は刃の長さと太さにこだわりがありますが、
生徒さんでも、細いナイフを好んで使う方、刃の長いナイフを好んで使う方もいらっしゃり、
古典ナイフは使わないという先生や、ナイフの重さにこだわりがあるという先生もいらっしゃいます。
価格の高い古典ナイフに不安があるようでしたら、まずは手に入りやすい「KOMKOM」ナイフがオススメです!
ぜひ好みの一本を見つけ、カービングを楽しんでいただけたらと思います!